あずきとささげの違い|お赤飯に使う豆、どっちが本当?
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今日はよく聞かれる質問——
「お赤飯には“あずき”?それとも“ささげ”?」
このテーマを取り上げてみます(^^♪
🍵あずきとささげ、見た目は似ていても別の豆
**あずき(小豆)**はマメ科ササゲ属の植物で、北海道や東北地方で多く栽培されています。
粒が丸く、煮るとふっくらと割れやすいのが特徴。
お汁粉やあんこ、赤飯など、日本の行事食に欠かせません。
一方、ささげ(大角豆)は、同じマメ科でもササゲ属に分類されます。
関東より西、特に関西・中部地方ではこちらが主流。
粒がやや細長く、皮が硬くて割れにくいため、赤飯を炊いたときに豆の形がきれいに残ります。
🎎地域で異なる「お赤飯の豆文化」
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北海道・東北 → あずき赤飯
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関東~中部 → ささげ赤飯
昔は「お祝い事=赤飯」として、色鮮やかに炊き上げる工夫がありました。
あずきは煮ると皮が割れ、炊飯中に中のあん色がご飯にうつってきれいな赤に。
一方、ささげは皮が破れにくいため、形を保ったまま豆の色でご飯がほんのり染まります。
🍚ささげクッキング
友人より、ご自分で作ったささげをいただきました。早速下茹でからスタートです。
① ささげと水を鍋に入れ、一度ゆでこぼす。
② ①に水を加え、20分から30分程度煮て、出来上がり。
③ 汁はご飯を炊くように別にとっておきます。
ささげアレンジレシピ
① 玄米と一緒に炊いて、酵素玄米に。
② ゆでたささげに砂糖を加えて、ささげの甘煮でつくる蒸しパン
③ いろいろ野菜と一緒にトマトベースのスープ
とっても美味でした!


